運転免許用語集 二俣川フルビット物語 〜運転免許完全取得への道〜


 Glossary - 運転免許用語集@二俣川フルビット物語

 『や』

 『ゆ』

■ 優先道路 (ゆうせんどうろ)


ものすごくわかりにくい指示標識のひとつ。交差点などで、この標識がある方の道路が優先道路であることを示すもの。交差する道路の方には「徐行」や「一時停止」の規制標識と、「前方優先道路」の補助標識がついていたりする。

何が紛らわしいって、「優先道路」と「前方優先道路」の言葉の区別ですかね。この標識が示す「優先道路」の場合は、自分の側が優先。ダブル▽標示の「前方優先道路」の場合は、交わる相手の側が優先。……「あなたが優先」「他方が優先」とか書いておいてくれた方が遥かに分かりやすいと思うのだが。そもそも普通免許だけ持っている女の子やおばちゃんたちで、この標識の意味を知っているのはどの程度の比率でいるのかな〜?


■ 有料道路 (ゆうりょうどうろ)


おカネを取る道路。日本では有無を言わさず高速道路がまず真っ先に挙げられるが、必ずしも高速道路に限るものではない。自治体が主体となって独自に整備した橋やトンネルで課金している例もあるし、大規模な観光地などでは民間企業が許認可を受けて運営しているケースもある。

必ずしも高速道路という訳ではないので、高速道路に存在する道路交通法上の規制は必ずしも適用されない。原付や自転車が進入して来てもOKな有料道路もある。

 『よ』

■ 横風注意 (よこかぜちゅうい)


高速道路の橋の上やトンネルの出口などで見受けられる、「横風が強いから注意してね♪うふ♪」という警戒標識。普通車の人々は然程気にする必要もないだろうが、バスや大型トラック、二輪車などにとっては結構重要である。

余談だが、この構図のモデルとなっている吹き流しとはどのようなものか、最近免許を取りに来るうら若き乙女たちは実物を見たこともなく、あまりご存知でないという話を聞いたことがある。……日本の教育が危ない。「常識」が失われつつある。そんな気がする。


■ 寄せ (よせ)


大衆芸能を興行する娯楽場。日曜夕方の日本テレビと同系統のノリが楽しめる。……ではなくて。

技能試験での走行において、交差点の右左折などの際、重点的に採点されるもの。交差点の右左折では縁石などと適切な間隔を保つまで寄せた上で、その寄せをキープしながら美しく曲がることが求められ、できない場合は「寄せが足りなかった」「ふくらんだ」として、免種ごとの基準に従い減点の対象となる。

どのぐらい寄せれば良いのか?という点については1m以内という回答となるが、こと、二俣川の場内試験に限って言えば1mでは明らかな寄せ不足である。右左折の前の寄せについては50cm以内、できればタイヤ1本分まで寄ることが望ましい。また、左折については、免種にもよると思われるが、アスファルト舗装と縁石の間にある水切り(約30cm)のアスファルトとの境界線を左後輪が舐めるように進むことが求められる。

ちなみに、個人的にはバスの左折より普通車の左折の方が難しいですね。バスにせよトラックにせよけん引きにせよ、左後輪はミラーで確認できますから。全く見えずに勘だけでやる普通車の方が大変。





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