免許制度と手続 二俣川フルビット物語 〜運転免許完全取得への道〜


 System - 免許制度と手続@二俣川フルビット物語

 受験手数料

■ 基本的な仕組み


二俣川試験場で直接受験する場合に必要となる手数料は、試験手数料、貸車代、免許証交付手数料の3種類に大別することができます。

受験手数料は、学科・技能の運転免許試験を受けるために必要となるものです。それぞれの免許の種類ごとに異なる金額が定められていますが、学科・技能込みの金額であることは共通です。

なお、学科試験に合格している場合、若しくは他の免種を保有しているなどの理由で学科試験を受ける必要が無い場合であっても、それはあくまでも学科試験を免除されているに過ぎないため、例えば学科試験の分の手数料が減額されるであるとか、そういったことは神奈川県ではありません。

貸車代(試験車使用料)は、試験車両を保有している交通安全協会に支払うものです。このため試験手数料や免許証交付手数料は神奈川県の収入証紙で支払うのに対し、こちらは自動販売機で貸車券を買う形で支払うこととなります。こちらも免許の種類ごとに異なります。

免許証交付手数料は、すべての免許の種類に共通で、\2,100です。(2009年3月8日時点)


■ 免許の種類ごとの手数料



1. 大型二種・中型二種・普通二種

試験手数料は\4,500、貸車代は\3,200、免許証交付手数料は\2,100です。

私が二俣川に通い詰めた2003年当時に比べると、試験手数料は\50、貸車代は\1,000も高い。受験するだけで毎回\7,700も飛ぶのは、我々庶民にとっては痛い出費ですね。交付手数料が\450高くなっているのは運転免許証のICカード化などでやむを得ないとは思いますが……。

仮免許試験の手数料については「大型一種・中型一種」の項目で述べます。


2. 普通一種

仮免許の試験手数料は\3,100、貸車代は\1,650、免許証交付手数料は\1,200

こちらは2003年当時に比べ、試験手数料は\200安くなっているものの、貸車代は\550も値上がりしていますね。仮免許証の交付手数料だけは当時と同額です。

本免許の試験手数料は\2,400、貸車代は\1,000、免許証交付手数料は\2,100です。

こちらは2003年当時と比べても、免許証交付手数料以外は同じです。


3. 大型一種・中型一種

2003年当時は、大型一種・牽引一種・牽引二種・大特一種・大特二種・大型二輪・普通二輪が試験手数料\3,300、貸車代\1,100、免許証交付手数料\1,650で共通だったのに……。

仮免許の試験手数料は\3,100、貸車代は\1,650、免許証交付手数料は\1,200

本免許の試験手数料は\4,950、貸車代は\3,700、免許証交付手数料は\2,100です。

神奈川県警のサイトで調べていて目を疑いましたが、本試験だけで比較しても、大型二種・中型二種より遥かに高いんですね。2003年当時と比べると、信じ難い試験料です。


4. その他の種類

試験手数料は\2,950、貸車代は\1,650、免許証交付手数料は\2,100です。

牽引一種・牽引二種・大特一種・大特二種・大型二輪・普通二輪が該当します。私が2003年当時に二俣川で支払いまくった金額に比べ、試験手数料は\350安くなっているものの、貸車代は\550、交付手数料も他種同様\450高くなっています。トータルは当然、値上がり。





 Copyright(C)2003-2009 増田剛三 <msd@masmas.net> [注意事項] [免許制度と手続] [二俣川フルビット物語トップへ]