免許制度と手続 二俣川フルビット物語 〜運転免許完全取得への道〜


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■ クルマの免許を取りたいのですが、結局のところどうすれば?


運転免許に関するサイトは、本当に星の数ほどあります。教習所が企業としてつくり上げた立派なサイトもあれば、試験場での直接受験(飛び込み)の経験者やフルビッターが個人として制作・運営しているサイトや、どちらともつかない専門知識提供型のサイトもあります。

これらのサイトに共通して言えるのは、「結局どのように免許を取れば良いのかわからない!」というただ一点につきます。教習所で取るか、試験場で取るか、どちらか一面の切り口でしか語られていないケースがあまりにも多く、実際に免許を取ろうという初心者が混乱してしまうようです。

著者はフルビッターですが、必ずしも試験場一辺倒という訳ではありません。教習所で取得した免許もあります。この経験に基づき、どの取り方はどんな方・どんなケースに最適なのか、解説してみます。


1. 試験場で直接受験する。

所謂「飛び込み」と称される方法ですが、本来、道路交通法で原則として最初に規定されているのはこちらの方法です。試験場を試験場として利用します。こちらは、以下のような方にお勧め致します。

 ・ 免許証のランクアップを志す方
   ⇒ 普通トラック乗りの方が大型、大型持ちが牽引・大型二種、などのパターンです。

 ・ 免許証が何らかの理由で取消しとなった方
   ⇒ 恒常的に運転されていたのであれば、「試験場の運転」さえ注意すれば大丈夫です。

 ・ 無職の方を含め平日昼間に時間の融通がきく方
   ⇒ 試験場での直接受験には平日昼間の時間がかなり多めに必要となります。

 ・ とにかく運転免許取得に掛かる金銭的なコストを削りたい方
   ⇒ 余程運転に適性が無い場合を除き、練習を含めても試験場の方が安上がりです。

 ・ 会社が教習所費用を負担してくれるけれどもそれによって縛られたくない方
   ⇒ 二種ですね。試験場で独力で取って就職すれば、お礼奉公に近い拘束は発生しません。

 ・ 色々なサイトを見ていて直接受験をしてみたくなってしまった方
   ⇒ 著者も最初はそのクチです。まずは、試験場の洗礼を受けてみることをお勧め致します。

免許に深く関わっている方、試験場でも取れるという自信がある方、暇な方は試験場へどうぞ。


2. 指定自動車教習所を卒業して取得する。

所謂「普通の方法」です。「公認」「指定」を掲げている自動車学校を卒業すれば、本来必須である試験場での技能試験が免除されます。こちらは、以下のような方にお勧め致します。

 ・ 完全に初めて免許を取得される方
   ⇒ 最初は系統的に学科・技能の両面について教習指導員から学ぶことを強くお勧め致します。

 ・ お勤めの方で平日に時間を割くことができない方
   ⇒ 教習所の中には優先スケジューリングなどのサービスを提供しているところもあります。

 ・ 警察官を含む公務員が嫌いな左巻きな方や客観的にお子様と思われる方
   ⇒ そういう方は、試験場での試験官との丁々発止に耐えられないでしょう。教習所へどうぞ。

特に免許に深く関わっている訳ではない一般の方は、教習所へどうぞ、というところでしょうか。

なお、これらはあくまでも一般的な例であり、人それぞれの事情により、適する方法は異なる場合が多々あります。こちら運転免許取得記などをご参照の上、参考とされることをお勧め致します。





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