二俣川試験場における一般受験者用の大特試験車両(コマツ・S023ショベルローダー)の操縦席は、概ね以下の図のような配置・構成となっています。※相当簡略化しています。ご了承ください。
一般的な発進の手順は以下の通りです。
(1) シート合わせ・ミラー合わせは不要なので、シートベルトを装着する。
(2) ブレーキを踏み、サイドブレーキが引かれていることを確認する。ブレーキは踏み続けておく。
(3) 変速レバーがNにあることを確認する。異なる場合はNにする。
(4) エンジンを始動する。これ以降、左手は必ずハンドルのノブを掴んでいるようにすること。
(5) バケット操作レバーを手前に引きバケットを上げる。※油圧なのでエンジンをふかすと素早く上げられる。
(6) サイドブレーキを戻す。戻りきらないことがあるため、確実に戻ったかどうか目視で確認すること。
(7) 確実にブレーキを踏みつつ、変速レバーを前進2速に入れる。
(8) ウインカーを出し、発進時安全確認(5点確認/別項参照)を実施し、発進する。
(9) ウインカーはすべて手動であるため、発進完了後手動で元の位置に戻し、消す。
ミラーは、ルームミラー・サイドミラーがあります。総じて見にくく、特にルームミラーは試験官のご尊顔以外何も見えないのが実態ですが、後退等の際にはしっかり確認しないと減点の対象となります。
スピードメーターはありません。タコメーターだけあります。