技能試験攻略法 二俣川フルビット物語 〜運転免許完全取得への道〜


 Manual - 技能試験攻略法@二俣川フルビット物語

普通二種の鋭角入口です運転試験場の技能試験は、敷居が高いものです。
教習所の検定ならば見逃してもらえるようなことでも、
試験場の技能試験では情容赦なく減点されます。
試験官は「指導員」ではなく、「警察官」です。

合格するには、必ず押さえるべきポイントがあります。
逆に言えばポイントさえ押さえれば合格は近づきます。

経験と実績に基づく「攻略法」です。どうぞご覧ください。



この攻略法は、2003年当時のものです。2007年6月2日施行の改正道交法による中型自動車免許の新設及び関連諸法令に基づく試験方式・課題の新設等は、当然踏まえておりません。

まあ、制度が変わったところで、攻略の「要点」はそれほど変わりませんけどね。(^-^ヾ

若干、古い情報が掲載されています。この点を踏まえ、「ご参考」程度にご利用ください。m(_ _)m



総論及び心構え


当たり前過ぎて忘れがちな結論ですが、試験官が見ているのは「この受験者に免許を渡しても大丈夫か」「免許を手にしたこの受験者は安全な運転を行えるか」という点です。個々の課題や採点対象はあくまでもそれを見極めるための方法論であり、処断するための手段に過ぎません。

試験官は、第一線の警察官が数百時間もの教養・実技教練を経て初めて就ける職です。その知識量や経験は、熟練した教習指導員や検定員さえ、足許にも及びません。その試験官が判断する訳ですから、その場限りの付け焼き刃な小手先の技巧だけを以て技能試験に臨んだところで、簡単に叩き落されます。不合格とするだけの減点材料が無い運転など、試験官自身でなければ不可能ですから。

それでは、受験者はどのように技能試験に臨めば良いか。これも、答えは試験官が何を見ているのかという点から導き出すことができます。要は、受験者が希望している免許の種類について、それに見合うだけの度量が伴っているのか否か。伴っていることを立証することができれば、自ずから合格の途は開けてきます。

技能試験で求められる行為の中には、形式的なものもあります。現実的ではなくバカげているものも、人によってはあるでしょう。そんなことは試験官は百も承知しているはずです。ただ、それらはいずれも簡単なことばかりです。技能試験という限られた時間内でさえも、そんな簡単なキマリゴトすら守れないような人間に、免許という「責任」を与えることなどできはしない。……そんな合理的な思想があるような気もします。

ここでは、技能試験に関して無駄に多い私の経験と実績と情報の中から、有用と思われるものを抽出して掲載していきます。断片的なもの、まとまりのない情報もありますが、ご容赦ください。なお、掲載されていない情報のうち「これは?」というものがありましたら、ご一報ください。順次追記していきます。

取り敢えず、ご参考までにどうぞ。(^-^ヾ


安全確認


安全確認は、運転試験場での技能試験において最も重要なファクターです。安全確認が少しでも不十分な場合、技能試験に合格することは不可能と言って良いでしょう。十分、ご留意ください。

発進時は、5点確認を必ず実施してください。確認すべき5点とは、以下の通りです。

・ 左ミラー
・ 左後方目視
・ ルームミラー
・ 右ミラー
・ 右後方目視


当たり前ですが、確認するのは「発進に際して安全な状況か否か」です。特に、既存の免許をお持ちの方の場合、確認は全くしないかミラーで済ませることが多いものと思われますが、技能試験ではミラーに加えて目視確認で補完することが大原則となります。これは、カラダで(本能で)覚えて戴くしかありません。

動作は素早く行う必要があります。ただ、試験官に「それは単なる首振り」と判断されては無意味です。運転者が確実に視認をしているか、きちんと「見て」いるのか否かは、助手席からは非常によく分かります。確実に見つつ、迅速に行えるようにしてください。なお信号待ちでは、青信号になる直前に実施して結構です。

ちなみに、「発進時」とは、試験開始時や信号待ちからの発進時に限られるものではありません。一度でも停止したら、言い換えれば速度が0km/hになったら、必ず動き出す前に実施してください。安全確認をしなかった場合に減点される項目はいくらでもありますが、安全確認をし過ぎて減点される項目はありません。

進路変更時、及び交差点の通行時の安全確認方法については、別項をご参照ください。また、停車する際の安全確認方法につきましては、次項でまとめて解説致します。


試験開始時


運転席に乗り込む前には、タイヤや車体などをひと通り確認することになっています。二俣川ではそんなに神経質には見られていませんが、いずれにせよ車体の左側から後方を通り右側へ抜けて運転席へ乗り込む途中の話ですので、ひと通り見ながら移動すれば良いだけのことです。深く考え込まないでください。

周囲、特に後方の安全を確認してドアを開き、運転席に乗り込み、ドアを閉め、ロックをします。次に、予め受け取っている受験番号が記載されたカードと既存の免許証を試験官に渡し、人定となります。人定では、氏名、生年月日を試験官に伝え、試験官が何か質問した場合はそれに回答します。

人定が終わった時点で、発進の義務が生じます。発進準備から発進までは以下の手順となります。

(1) シート下の金具を引いて、座席位置を適切に合わせる。自分が運転しやすければそれで良い。
(2) ルームミラーの向きを適切に合わせる。リアウィンドウが全部視界に収まればそれで良い。
(3) シートベルトを確実に装着する。
(4) ブレーキを踏み、サイドブレーキが引かれていることを確認する。ブレーキは踏み続けておく。
(5) クラッチペダルを踏み、シフトをニュートラルに入れる。※AT車はPレンジのままです。
(6) エンジンを始動する。
(7) 確実にブレーキとクラッチペダルを踏みつつ、シフトを1速(大型系は2速)に入れる。
(8) ウィンカーを出す。なお、偶数発着場からの発進時には左ウィンカーを出すことになるので注意。
(9) 発進時安全確認(5点確認/別項参照)を実施し、発進する。


理論的に考えれば、これ以外の手順はないことをご理解戴けるはずです。ルームミラーを調整してからシートを動かしたのでは意味がなく、ベルトをしていてはルームミラーは合わせにくい、などなど。

発進の作法は全て採点対象ですが、走行そのものについては、発進直後は慣らし走行として採点対象外です。場内であれば一時停止が一度だけの僅かな距離ですが、この間にクルマ固有の特性を把握する必要があります。特にブレーキの効き方の癖などについては、必ず確認しておいてください。


メリハリのある走行


技能試験での走行に際しては、スピードを出せるところでは確実に出さなければならない、そうしないとメリハリがないとして扱われてしまう……ということは、皆さんご存知のはずです。参考書にも書かれていますし、事実でもあります。ただ、「ではどうすれば良いか?」という点で、若干誤解されている方が多いようです。

まず、メリハリとは、単にスピードを出せば良いとか、エンジンをぶん回せば良いとか、そういった意味ではありません。漫然とスピードを出したとしても危険な印象を試験官に与えるだけですし、試験車両は交通安全協会からの借り物なので無闇にエンジンをぶん回して負荷を掛けることを試験官は忌み嫌います。(笑)

加速に際しては、的確にシフトアップをして、必要最小限の時間とエンジン回転数でスピードを「創る」こと。減速に際しては減速の必要性を先読みした上で快適かつ安心感のあるブレーキングで速度を落とすこと。これがどちらも自然に行えるようになれば、それこそが、試験官が求める「メリハリのある走行」になります。

特に大型車関係を受験される方は、普通車に比べてメリハリが難しいかも知れません。そういった方は、路線バスの運転を参考にされては如何でしょうか。急ぐ必要はなく、あくまでもゆったりと、しかし一定のリズムで的確にシフトアップしていることが理解できるはずです。……たまに遊んでいる運ちゃんもいますが。(^-^ヾ

なお、課題走行に関しては、車種により速度等の維持または到達が求められます。1〜2km/hであれば誤差の範囲であり超えても構いませんので、確実に出してください。また、課題走行以外の箇所でも、たとえば駐車場下の40km/h制限などでは確実に40km/hを出すように心掛けてください。


進路変更・交差点


まず大原則ですが、ハンドルを操作しながら何かをすることは厳禁です。安全確認をしながらハンドルを切ったり、ハンドルを回しながらシフト操作をしたりという行為は、確実に減点されます。十分ご注意ください。

進路変更の要領は以下の通りです。

(1) 進路変更したい側について、ミラー・後方目視確認を原則として行う。
(2) 進路変更したい側について、ウィンカー(方向指示器)を出す。
(3) 進路変更したい側について、ミラー・後方目視確認を必ず行う。
(4) 緩やかに進路変更する。なお、これは(2)から3秒以上経過していなければならない。


車線変更も同じ要領です。なお、これは免許取得後の運転についても言えますが、くれぐれも意味不明な減速を伴いながら実施したりしないでください。試験官ならずとも端から見ていて危険・不快です。

交差点で右左折する場合、その30m前までに「寄せ」を行う必要があります。この「寄せ」も進路変更となりますので、上掲の手順に従ってください。言い方を換えると、交差点で右左折するには、交差点の30m手前に達するさらに3秒前までにウィンカーを出して行動を開始している必要があります。

なお、場内では、そのための距離が十分に確保できない場合があります。右左折の間が概ね50mもない場合がそれに当たりますが、この場合、初回の右左折後、直ちに次の右左折のための寄せを行う必要があります。これは場内でも場所が限られますので、別項にて解説致します。

交差点の左折については、とにかく膨らまないことが大前提です。路上では特定の場所を除いてあまり厳しく見られませんが、場内に関しては、左後輪が丁度水切りのコンクリートとアスファルトの境のカーブを舐めるように曲がるのがベストとされています。慣れれば自然と感覚がつかめますので、練習を重ねてください。

また、左折については巻き込み防止確認も採点されます。左折の際、漫然と左折先を見たり、大型系の場合はミラーばかり見るのではなく、左後方目視も最低1回は行うようにしてください。

交差点の右折については、単に交差点の中心の直近の内側を通れば良いだけなので左折に比べて楽ではありますが、あまりにも漫然と曲がり、曲がった先で中央線を右後輪が踏むようなことがあれば、逆行扱いで試験中止となります。場内・路上を通じてしばしば起こり得る事例ですので、注意してください。

なお、信号待ちや一時停止からの発進後、発進で用いた1速(大型系は2速)のまま交差点を曲がるのは試験官の心証を悪くします。やむを得ず交差点内で停止した場合を除き、2速(大型系は3速)で曲がるようにしてください。但し、最初にも述べましたがハンドルを回しながらのシフト操作は厳禁です。


坂道発進


まず、一般的な坂道発進の方法を解説致します。手順は以下の通りです。

(1) 上り坂の途中でフットブレーキを使用して停止する。フットブレーキとクラッチペダルは踏み続ける。
(2) 確実にサイドブレーキを引く。
(3) 後方目視を行い、安全であることを確認した上で、フットブレーキから足を離す。
(4) シフトを1速(大型系は2速)に入れる。入れ間違えないように注意する。
(5) 5点確認を行う。
(6) 逆行しないよう上手にアクセルとクラッチを使いつつ、通常の坂道発進を行う。
(7) 坂の頂上に後輪が差し掛かったところで2速(大型系は3速)に入れる。
(8) エンジンブレーキとフットブレーキを併用しつつ、徐行で坂を下りきる。


坂道発進そのものの方法については、練習してカラダで(本能で)覚えて戴くしかありません。クラッチのつながり方は音とサイドブレーキを握る手に伝わる感覚でわかりますので、自分なりのコツをつかんでください。

なお、二俣川試験場は丘陵地にある為、場内は至るところに傾斜がついています。全体的には試験場の建物がある方が上、二俣川駅方面が下、という感じの傾斜ですが、例外もあり、一概には言えません。踏切や二種の鋭角や牽引の方向変換など、傾斜の事実を知らないと即逆行につながる箇所もあります。注意すべき点はそれぞれの解説でも書きますが、基本的に停止時にはサイドブレーキを引き、通常の発進でも坂道発進の要領で行った方が無難です。路上も坂道ばかりですので、同様にした方が良いでしょう。


踏切通過


二俣川の場内の踏切の通過の作法を解説致します。手順は以下の通りです。

(1) 踏切手前の停止線で停止し、サイドブレーキを引く。フットブレーキとクラッチペダルは踏み続ける。
(2) シフトを1速(大型系は2速)に入れる。入れ間違えないように注意する。
(3) 窓を開け、周囲の音を聞く仕草をし、窓はそのままにして左右の安全を目視確認する。
(4) そのまま踏切に進入する。シフトチェンジは厳禁。
(5) 踏切上で、その先の右左折方向に従いウィンカー(方向指示器)を出す。
(6) 踏切を抜け終わったら直ちに次の右左折のための「寄せ」を行う。中央線を踏まないように。
(7) いずれにせよ一時停止となるので、ここで窓をすばやく閉める。


サイドブレーキを引いたり、方向指示器を出したりと、通常の指定教習所の踏切の教習内容では触れられないローカルな手法が必要となります。まあ、道路の形によるものなのでやむを得ないのですが。(^-^ヾ


歩行者の保護・安全な間隔


路上試験で最大限の注意を払うべきは、歩行者等の保護です。何故ならば、歩行者等保護違反は直ちに試験中止になり得る上、首都圏の住宅地における通常の運転の常識をそのまま適用すると簡単にその毒牙に掛かってしまうようなケースが多いからです。著者も散々苦しめられました。

まず、横断歩道を渡っている歩行者等がある場合、止まらなければならないのは当然ですが、渡ろうとして歩道にいる歩行者等がある場合も必ず止まらなければなりません。横断歩道のみならず住宅街の道路でも同様です。渡らないだろうと思って通過した直後に歩行者等が渡った場合、「渡っているよ(=妨害♪)」と試験官に冷たく言われてしまい、The Endです。路上試験のコース上は大半がスクールゾーンなので子どもが多く、また円熟した住宅地のため老人もよく居ます。予期せぬ動きには最大限の注意を払ってください。

裏技としては、キャンセル待ちを利用して路上試験を雨の日に受けるという方法もあります。雨で視界が悪くなりますが、予期せぬ動きをする人々との遭遇率は格段に下がります……。(苦笑)

きちんと行動している歩行者等についても、その横を通行する際には安全な側方間隔を確保しなければなりません。また、歩行者等に限らず、可動物・不動物の横を通行する際も同様です。

・ こちらと対面している歩行者等(自転車を含む) …… 1.0m以上
・ こちらと背面している歩行者等(自転車を含む) …… 1.5m以上
・ 可動物(駐停車中のクルマやバイクを含む)    …… 1.0m以上
・ 不動物(ガードレールや電柱などを含む)     …… 0.5m以上


この側方間隔を確保できない場合、徐行する義務があります。例えば、三ツ境駅北口の違法駐車の嵐の中を行く場合、対向車との兼ね合いで駐車車両との間に1mもの間隔を保つのは物理的に不可能ですから、対向車がいる場合は必然的に徐行区間となります。また、歩行者等との間隔については距離よりもむしろ試験官が安全な間隔か否か主観で判断するものです。たとえ1.5m確保していたとしても、受験者の安全確認が不十分だったり、急な飛び出し・転倒等に対応できない速度や位置関係であればNGです。

当たり前ですが、試験官は受験者の運転を全く信用していません。そうした観点から採点されていることを考えれば、どういうやり方が試験官を安心させ、どういうことが試験官の不安を煽り足元の補助ブレーキを踏ませることにつながるのか、自ずから見えてくるはずです。「安全第一」で受験してください。


試験終了時


まず、停止して停車措置をとる必要があります。手順は以下の通りです。

(1) 停止位置を確認後、左ウィンカーを出し、「寄せ」と同じ要領で側方間隔を詰めつつ減速していく。
(2) 発着場の場合、ポールを目標として車の先端の合わせて静かに停止する。※大型二種は別途。
(3) サイドブレーキを引き、シフトをリバース(AT車はPレンジ)に合わせ、エンジンを切る。
(4) 場内の場合はここでウィンカーを消す。路上の場合は付けたままとしておく。


エンジンは、試験官が「つけたままで良い」という指示を出した場合はそのままにしてください。

このタイミングで、試験官から寸評・指摘を聞けます。合格の場合は短く、不合格の場合は長いことが多いようですが、試験官により異なりますし、そもそも説明の義務はないので念のため。なお、試験官は指導員ではありません。中には懇切丁寧に教習モードに入る試験官もいますが、誤解なきよう。

降車時には、まずシートベルトを外し、右後方目視により安全を確認し、ロックを解除してドアを開けてください。二俣川ではあまり厳しくありませんが、一応、降車完了までが採点対象です。


試験場内の共通要注意箇所


無情な徐行標識まず、ほぼ全車種に共通の注意箇所となるのがこの徐行標識です。駐車場下の40km/hの直線を抜けB交差点を通過したところにあります。外周なので、知らないとそのまま通過してしまいアウトとなります。

この徐行標識は、左手の下り坂からの交通に対するものです。故に、写真奥の大型二種通用門の前のC交差点に差し掛かったら加速してください。

場内の徐行区間としては、他に外周反対回りのP交差点の先、いちばん奥のカーブが挙げられます。試験官がコース説明で「ここは道交法上の道路の曲がり角です」と言うので間違うことは少ないと思いますが、課題走行などの後でスピードを落とし切れないケースもありますので、注意してください。どの途、カーブ出口に障害があるので減速は不可避ですが。

L見通しの悪い交差点 この他、植え込みに囲まれた右図のL交差点は道交法上の「見通しの悪い交差点」となります。必ずしも停止する必要はありませんが、最徐行で進入し、左右の慎重な安全確認が必要となります。左右からの交通があった場合は、優先順位の判断を誤らないように注意してください。

なお、優先順位の如何に拘らず、試験中は試験官に補助ブレーキを踏ませないよう、慎重に運転してください。優先判断不良は単なる減点ですが、補助ブレーキは試験中止です。迷ったり、相手が突っ込んで来ているときは躊躇せず止まってください。

坂道発進後の下り坂も全て徐行区間です。別記の通り、エンジンブレーキ併用で下る必要があります。

K交差点と踏切入口徐行関係以外で走行しにくいポイントとしては、このK交差点と踏切入口との組み合わせが挙げられます。写真手前から進入してK交差点を右折の後、直ちに左折して踏切へ入る場合、右折からそのまま斜めに左折に入るような運転をしてはいけません。右折、左折ともに90度以上曲がる必要があります。

このためには、Kの交差点を幾分突っ込み気味に大きく右折する必要があります。それこそ、車体の左前部が向こう側の縁石の上を通過するような按配で構いません。然る後、踏切入口は思い切り左後輪を沿わせて曲がることとなります。実際のところかなりキツイのですが、牽引でも中央線を踏まずに曲がることができます。確実に曲がるように心掛けてください。

盲点の@交差点発着所入口の近くの@交差点については、優先順位に注意してください。最優先は、図で左下側のE交差点側から来る2車線の道路。次が、駐車場の下から障害を回避して出てくる道路。図で右側の正門横から下りてくる道路は一時停止・最下位です。

駐車場下の道路には障害物があります。こちらは右折でも発着所へ戻るにしても「右折」扱いとなる直前であるため、障害は右側いっぱいに寄って回避する必要があります。また、右方からの2車線道路が優先となりますので、そちらからの交通がある場合、@交差点に進入せず手前で一時停止をして、右方からの交通がいなくなってから進入してください。最後の最後で涙を呑むようなことになりませんように。


免許の種類ごとの詳細解説


以上で、共通事項の解説は終わりです。難関の各免種については、それぞれ以下の通り項を分けて解説していますので、受験される免種の解説をお読みください。

タマ 大型二種編
玉 普通二種編
球 けん引一種・二種編
たまたま 大型特殊一種・二種編

なお、各免種ともイメージを多用しております。ナローバンドの方にとってはかなり「重い」ページとなっている可能性もございますので、予めお含みおきくださいますよう、お願い申し上げます。




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